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執筆者の写真古陶磁鑑定美術館

【初公開】古陶磁鑑定美術館の「古備前焼の年代鑑定・時代区分」の基準とは?【完全保存版】

更新日:2021年6月14日

【古備前焼の年代鑑定/時代区分判定一覧表】古陶磁鑑定美術館作成

古陶磁(古備前焼)の蒐集や研究を行う数寄者の中には、その物が作られた年代や時代を知りたいと考えている方も多いのではないでしょうか?


「単純に桃山時代が好きなので、その時代の物を手にしたいから」、「作られた時代や当時の生活に思いを馳せたいから」、「高価な買い物だったので、モノの全てを知りたいから」、「当時の時代物ということで高く買ったから」などなど、その理由は実に様々かと存じますが、やはりコレクターや数寄者としましては、秘蔵しているモノの「真実」を知りたいのは、ごく自然な本能的反応ではないかと思います。


なぜなら、御多分に漏れず私たちも、その中の一人だからです(笑)


これまでの古美術業界や考古学の世界では、過去の年代鑑定基準や歴史を覆すような異論や反論がしにくく、それこそ権威を否定するようなことは暗黙の了解として認められない現状がありました。例えそれが間違っていたとしても、一度認めてしまったことをひっくり返すことができない業界だったのです・・・。


しかし、コレクターや数寄者としては、ただ『純粋』に真実が知りたいだけなのです。先生方やお偉いさん方の事情などどうでもよく、ただ胸につかえているモヤモヤを解消して、自分が惚れ込んだ目の前の逸品と、100%自己満足の妄想の世界にトリップしたいだけなのです。


『それならば、私たちでやってしまいましょう!』

『やらぬなら やってしまえ ホトトギス!』


ということで、今回は、私たち古陶磁鑑定美術館が『古備前焼の年代鑑定』の基準としている時代区分の一覧表を公開したいと思います。この一覧表は、私たちが実際に古備前焼の年代鑑定を行う際に使用している表です。ぜひみなさんも参考にしてみてください。


さらに、この表を基準とした年代区分の参考になるような収蔵品を、今後このブログ内で紹介していきます。


ぜひお楽しみにお待ちください★

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